家系図マップを見やすく整える ── 基準の切り替え・「○○家」・配置の保存
ご家族が十人、二十人と増えてまいりますと、家系図はだんだん込み入ってまいります。お父様の家、お母様のご実家、奥様のご実家──すべてをひとつの画面に並べてしまうと、どなたがどの家の方なのか、たどりにくくなってしまいます。
この回では、家系図マップを見やすく保つための三つの道具をご案内いたします。
- 「基準」の切り替え ── 家系図の中心になる方を移します
- 「○○家」のボタン ── 母方・妻方など、別の家の家系図に切り替えます
- 配置の保存 ── カードの位置をご自身で整え、保存します
前の回でご家族を加えた方は、ぜひあわせてお試しください。
まずは、画面の動かし方
パソコンでは
- 画面をドラッグすると、家系図全体が動きます
- マウスのホイールで、拡大・縮小ができます
スマートフォン・タブレットでは
- 一本の指でなぞると、画面が動きます
- 二本の指で広げたり縮めたりすると、拡大・縮小になります
大きな家系図は、まず縮小して全体の形をつかみ、それから見たいところを拡大していくと迷いません。
「基準」とは ── 家系図の中心になる方
家系図マップには、いつも「基準」になる方がおひとりいらっしゃいます。はじめはご自身で、カードの下に金色の「本人」の印が付いています。
ここで大切な決まりがひとつございます。ご家族を追加するときは、いつも「基準」の方が起点になります。カードのまわりに出る四つのボタン(親・配偶者・兄弟姉妹・子)は、基準の方のカードに表示されます。
ですから、たとえばお母様のご両親(母方の祖父母)を加えたいときは、先にお母様を基準に切り替えます。
基準を切り替える
- 切り替えたい方のカードの、上の外側に出ている「⌂ 基準に」を押します
- その方を中心に、家系図が並び直ります。基準の方のカードは金色の枠になり、「基準」の印が付きます
- この状態で四つのボタンを使うと、その方を起点にご家族を加えられます
元に戻るときは、「本人に戻る」を押してください。いつでもご自身を中心とした家系図に戻れます。
なお、「⌂ 基準に」は、点線のカード(まだお名前を登録していない父・母)には出てまいりません。点線のカードをタップしてお名前をご登録いただくと、そのカードにも「⌂ 基準に」が表示されます。
ひとつの画面に、ひとつの「家」
ファミリーストレージの家系図マップは、ひとつの画面にひとつの家を表示いたします。父方の家を見ているときにお母様のご実家の方々まで並ぶと、線が交差して読みにくくなるためです。
では、どなたがどの家の方なのかを、どのように見分けているのでしょうか。手がかりは旧姓です。
- 旧姓が入っている方は、旧姓の家の方
- 旧姓が入っていない方は、いまの姓の家の方
日本では結婚すると夫婦が同じ姓になりますので、いまの姓だけでは、お母様がどちらの家のご出身か分かりません。そこで旧姓を入れていただくと、お母様は旧姓の家の方として扱われ、ご実家の方々はその家の画面にまとまります。
なお、どの家の画面でも、ご夫婦のつながりは必ず表示されます。お母様は、父方の家の画面にもお父様の配偶者として並びますので、ご安心ください。お嫁に行かれた娘さんご本人も、生家の画面に残ります(そのお子様は、嫁ぎ先の家の画面に並びます)。
旧姓の入れ方
- その方のカードをタップします
- 「✎ 編集」を押します
- 「旧姓」の欄にご結婚前の姓を入れて、保存します
旧姓の欄には「ご結婚前の姓。母方・妻方など、別の『家』の家系図を分けて作成するのに使います」と添えてございます。分からない方は、空欄のままでも構いません。
「○○家」のボタンで切り替える
旧姓が入ると、家系図マップの上部の左側に「○○家」というボタンが並びます。押すと、その家の家系図に切り替わります。
いちばん左は、いつもご自身の家です(★の印が付いています)。どれだけ切り替えても、ここを押せばすぐに戻れます。旧姓がひとつも入っていないうちは切り替える先がありませんので、このボタンは表示されません。
自動で整う、並び方の決まり
家系図マップは、ご家族を登録すると自動で並びます。次の決まりに沿って配置しております。
- ご夫婦は、奥様が左・ご主人が右に並びます
- 再婚なさった方は、元のご配偶者が外側に並びます
- 兄弟姉妹は生年月日の順で、いちばん上の方が右に並びます
- お子様は、ご両親をつなぐ線の真ん中から下に並びます
生年月日が入っていない方は、左の端に並びます。兄弟姉妹の順番を正しく表したいときは、生年月日をご入力ください。
ご夫婦をつなぐ線は実線の二本線、離婚なさった場合は点線の二本線で描きます。色ではなく線の種類で見分けられるようにしておりますので、白黒で印刷しても区別がつきます。
配置を自分で整える ── 選択モード
自動の並び方で読みやすいことがほとんどですが、「この方をもう少し右に」といった調整もできます。
- 家系図マップの上にある「⬚ 選択モード」を押します
- 動かしたいカードをドラッグします。空いているところをドラッグすると、範囲で囲んだ複数のカードをまとめて動かせます
- 整ったら「配置を保存」を押します
- 終わったら「✕ 選択モードを閉じる」で元の画面に戻ります
カードは、きりのよい位置にぴたりと収まるようにしてございます。少しずれて線が曲がる、ということが起きにくくなっております。スマートフォンでも同じように、指でカードを動かせます。
元の並びに戻したいとき
選択モードの「自動整列」を押すと、「自動整列に戻しますか?」とお尋ねいたします。はいを選ぶと、ご自身で動かした配置を消して、自動の並び方に戻ります。
ひとつだけ、ご注意
配置を保存したあとでご家族を追加なさると、カードの重なりを防ぐために自動の並び方に戻ります。手で整えるのは、ご家族の追加がひととおり済んでからがおすすめです。
見やすく保つための、ちょっとしたコツ
- 家ごとに分ける ── 母方・妻方は旧姓を入れて「○○家」に分けると、どの画面もすっきりします
- 生年月日を入れる ── 兄弟姉妹が正しい順に並びます
- 整えるのは最後に ── 追加が済んでから、選択モードで配置を保存します
- 迷ったら「本人に戻る」 ── どこを見ているか分からなくなったら、ここからやり直せます
全画面とリセット
家系図マップには、全画面表示と表示位置のリセットのボタンもございます。大きな家系図は、全画面にすると広く見渡せます。拡大しすぎたり、画面を動かしすぎて家系図が見えなくなったりしたときは、リセットで元の位置に戻せます。
ボタンの意味に迷ったら、家系図マップの中の「操作ガイド」をご覧ください。この回でご紹介した操作が、ひととおりまとめてございます。
よくあるお尋ね
お母様を基準にしたら、父方の家族が見えなくなりました
基準を移すと、その方を中心とした家系図に切り替わるためです。「本人に戻る」を押すか、上部の「○○家」のボタンでご自身の家を選ぶと、元の家系図に戻ります。
「○○家」のボタンが出てきません
旧姓が入っている方がいらっしゃらないと、切り替える先がないため表示されません。お母様や奥様のカードで「✎ 編集」を開き、旧姓をご入力ください。
保存した配置が崩れました
配置を保存したあとにご家族を追加すると、重なりを防ぐため自動の並び方に戻ります。追加が済んだあとで、もう一度「⬚ 選択モード」から配置を保存してください。
次の回は、印刷とPDF
見やすく整った家系図は、紙に印刷したり、PDFにしてご家族と分け合ったりできます。次の回では、三つの印刷方法と「ご先祖のみ」の印刷をご案内いたします。
この連載「ファミリーストレージの使い方」では、はじめての方にも迷わずお使いいただけるよう、機能をひとつずつご紹介しております。
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