家系図に載せる範囲 ── 何親等まで書きますか
家系図をつくり始めると、必ず迷うところがあります。どこまで載せるかです。全員を載せれば正しい、というものでもありません。この回では、範囲の決め方をご説明いたします。
まず「親等」を知っておくと早い
親等は、ご自身から何代へだたっているかを数えたものです。
- 1親等 父母、子
- 2親等 祖父母、兄弟姉妹、孫
- 3親等 曽祖父母、おじ・おば、甥・姪
- 4親等 いとこ、高祖父母
上下にまっすぐ伸びるのが直系、横に枝分かれするのが傍系です。
目的から決める
ご先祖をたどりたい
直系だけで十分です。父の父の父……とさかのぼる形になり、縦に長い、すっきりした家系図になります。人数が少ないぶん、一枚に収まります。
親族のつながりを見たい
ご兄弟と、そのご家族まで入れます。3親等(おじ・おば、甥・姪)までを目安にすると、多くのご家庭で見やすい大きさに収まります。いとこまで入れると、一気に人数が増えます。
相続のお話に使いたい
必要な範囲は、ご事情によって変わります。ここは専門の方にご確認ください。家系図はあくまで、話を分かりやすくするための図とお考えください。
人数と紙の大きさの目安
- 三世代・十数名 A4に収まります
- 四世代・三十名前後 A3程度
- それ以上 分割して印刷するか、大判一枚に
ご存命の方をどう扱うか
家系図は、ご家族やご親族にお見せするものです。ご存命の方の生年月日やご住所を、どこまで書くかは、あらかじめご家族で決めておかれるとよいでしょう。名前と続柄だけにとどめる、という選び方もございます。
あとから変えられるようにしておく
範囲は、途中で変わります。「直系だけ」と決めて始めても、調べるうちにおじさまの話が出てきて、加えたくなる——よくあることです。
家系図マップでは、中心に置く人を変えるだけで見え方が変わります。ご自身を中心にすればご自分の家系図、ご先祖を中心にすればその方から広がった一族の図になります。載せる範囲を、あとから何度でも決め直せます。
全体の流れは家系図とは — 作り方・戸籍の集め方・費用に。
書き方は家系図の書き方、書式は家系図テンプレートの選び方をご覧ください。



コメント (0)
まだコメントはありません。最初のコメントを残しましょう。