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家族とルーツのコラム

50年で「家系の半分」が消える? ── いま、家族の記録を残す意味

執筆 ファミリーストレージ· 2026-08-11 ·2 分で読めます ·412
50年で「家系の半分」が消える? ── いま、家族の記録を残す意味

「うちの家系は、この先も続いていくだろうか」——ふと、そんなことを考えたことはありませんか。少子化が進む日本では、多くの家系が次の世代へ受け継がれずに途絶えていくと指摘されています。ある試算では、今後50年ほどで日本の家系のおよそ半分が途絶え、20代の女性の約4割が孫を持たない世代になるとも言われています。

なぜ「家系」が途絶えるのか

背景にあるのは、出生数の減少と未婚化・晩婚化です。子や孫の世代が小さくなれば、それだけ受け継がれる「家」の数も減っていきます。かつては当たり前だった「先祖から子孫へ」という縦のつながりが、静かに細くなっているのです。

家系が途絶えるということは、単に名字が続かなくなるということではありません。その家族が歩んできた歴史や、祖父母がどんな人生を送ったのかという記憶までもが、受け継がれずに失われていくということです。

家系が途絶えると、どうなるのか

あとに残るもののうち、大きなものは三つでございます。

お墓・仏壇・家系図

お墓や仏壇、そして家系図(系譜)は、法律の上でも、ほかの財産とは別に「祖先の祭祀を主宰する方」が受け継ぐものとされています(民法第897条)。受け継ぐ方が見つからないお墓は、一定の期間の公告を経て「無縁墳墓」として整理されることがあります。そうなる前に、墓じまいや永代供養を選ぶご家庭も増えています。

戸籍

戸籍に載っている方がみな亡くなるなどして誰もいなくなると、その戸籍は「除籍」となり、市区町村で保存されます。保存期間は150年です(2010年の改正で、それまでの80年から延ばされました)。裏を返せば、改正より前に期限を迎えた古い除籍の中には、すでに廃棄されたものもございます。

家族の記憶

いちばん失われやすいのは、書類に残らないものです。戸籍に載るのは名前や生年月日、続柄といった事実だけで、祖父母がどんな仕事をし、どんな人だったのかは書かれていません。

「続ける」ことと「残す」こと

家系そのものを続けていくことは、簡単なことではありません。けれど、家族の歩みや記憶を「記録として残す」ことは、いまからでもできます。むしろ、家系が細くなっていく時代だからこそ、記録に残しておく価値は高まっています。

祖父母の名前、生まれた土地、家族にまつわる小さなエピソード。そうした一つひとつを家系図や写真とともに残しておけば、たとえ家系が細くなっても、家族のルーツは未来へ受け継いでいけます。

ファミリーストレージは、家系図・写真・エピソードを、ご家族みなさまで安心して保管・共有できるサービスです。「続ける」のが難しい時代に、せめて「残す」ことから始めてみませんか。

途絶える前に、いまできること

  • 戸籍を集めておく——古い除籍や改製原戸籍は、早く取っておくほど確かです。手順は戸籍の取り寄せ方に。
  • 家系図にまとめる——作り方は家系図とはに。ファミリーストレージの家系図マップは無料でお使いいただけます。
  • お話を書き留める——祖父母やご親族がお元気なうちに、生まれた土地や仕事、思い出を聞いておきます。
  • ご自分で調べるのが難しいとき——家系図作成代行(ファミリーリサーチ)で、戸籍をたどって約150年前のご先祖までお調べします。

※ 本記事は少子化と家系に関する一般的な指摘・試算を分かりやすく紹介したものです。数値は出典元の推計・見解に基づきます。
参考:明治大学 Meiji.net「日本の家系の半分は消滅する?」 https://www.meiji.net/topics/trend20191004
法令:民法第897条(祭祀に関する権利の承継)、戸籍法施行規則(除籍簿の保存期間)

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